GREETING
ごあいさつ
あまね農園
巴 清輔
あまね農園代表(百姓志)の巴清輔です。
この度はあまね農園ホームページを閲覧いただき誠にありがとうございます。
当園では農薬、化学肥料、有機質肥料、畜糞堆肥を使用しない自然農法でメロン、ニンジン、レタスなどの野菜を生産販売しております。したがって化学物質過敏症や健康志向の方でも安心して食べていただける野菜を生産しております。
単に肥料や農薬を使用せず野菜を栽培すれば収穫量は少なく、品質も低下すると思います。しかし、あまね農園では緑肥作物というイネ科やマメ科の植物の種子を畑に播き、それらがある程度生育したら畑に鋤込みます。鋤込まれた緑肥作物の遺骸が土壌生物のエサとなり、土を豊かにしてくれます。
しかし、この方法では一般的な畜糞堆肥や肥料を使用した栽培に比べ、土作りの初期の養分供給が小さく、収量が確保できるまで数年かかります。
時間をかけてまで緑肥作物の鋤込みによる土作りを行うのには理由があります。堆肥や肥料の材料は諸外国の輸入に依存しています。畜糞堆肥の材料である畜糞はそのほとんどが国内の畜産廃棄物ですが、家畜の飼料の多くは輸入穀物です。肥料の材料となる鉱物や食用油粕等の原材料も海外の輸入作物由来です。このように現在の日本の高い農業生産力は諸外国の輸入資源に依存しています。こういった農業がいつまで継続できるかという疑問があり、あまね農園では外部からの持ち込みを行わず、自然環境に配慮した農業を模索しています。
また、上記の土作りだけでなく、あまね農園では野菜のタネ採りをしています。病害虫の発生が少なく、品質や食味に優れた株を選んでタネ採りをすることで野菜本来の特性を知り、あまね農園の栽培方法・環境・気候に適応した品種になります。
技術的に未熟なところがあり、野菜の特性を生かしきれていない部分もありますが、食べた皆さんの心が晴れ晴れする。ちょこっとごほうび的な野菜を栽培していきたいと思います。